緑のスカプラリオとは?

緑のスカプラリオは、カトリック教会の準秘跡にあたります。日本のお守りに似ています。日本では手に入れることが難しいものです。

1840年1月、「聖ビンセンシオ・ア・パウロ愛徳姉妹会」の修道女であるシスター・ジャスティン・ビスケイブル(Sister Justine Bisqueyburu)が、聖母マリア像の前で祈っていた時のことです。突然、聖母マリアが目の前に現れました。そしてその後も数回同じようなことがあった後、1840年9月8日には、聖母マリアは左手に「緑のスカプラリオ」を持って現れたのです。



green scapulars

その緑のスカプラリオの表には聖母マリアの絵が、裏には剣で刺し貫かれた心臓の絵があり、その周りに「聖マリアの汚れない御心よ、今も死をむかえる時も私達のためにお祈り下さい」という文字が書いてありました。

この緑のスカプラリオは、信者以外の人々にも所持が許され、数多くの奇跡を起こしています。 これを持っている人は、聖母マリアの祈りの恩恵を受けることでしょう。緑のスカプラリオは、身体的な癒し、感情的な癒し、そして邪悪からの保護などの奇跡をもたらすことができます。